2008年7月

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土佐は、南は広い太平洋に面していますが、北は山々が多くそびえたちます。 物部村はその山の北東部に位置し、昼夜の寒暖差があり農作物が生き生きと育っています。

ゆずを主な産業としているこの奥物部では、米や野菜等自分たちの出来る範囲での 自給自足を行っています。

もともと生産量が少なく出回ることの無い奥物部米ですが、縁あって、4年前から取り扱いはじめました。

なかでも70歳を超える元気な宗石さんに毎年ご協力頂いております。 去年は、作業中にトラックごと横転し、入院するというハプニングがありましたが、リハビリ(山や田んぼ)の甲斐有り、 また元気に現場復帰です。

今年は、去年に蓮華の花を植えています。 蓮華の種の持つチッソ分が肥料として活躍。自然の肥料が作物を青々と元気に育てます。

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稚苗の生育状況から一週間ほど田植えを遅らせました。 気温の状況から根の張りが思わしくなく、成長が遅いようでした。

平野部ではそろそろ収穫が始まりそうです。

今年も奥物部のお米を一番待遠しく思っている、城でした。

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説明:
高知県香美市物部村。県北東部で徳島県の県境に位置し物部川源流域の人口3,000人ほどの集落(高知市35万人)です。大半を山々が占め、林業や柚子の栽培などの農業を主とした村です。高齢化・過疎化が進む典型的な現在の地方山間地域です。